「雪国魚沼Golden Cycle Routeにおける積雪寒冷地の矢羽根型路面表示施工の状況報告」を発表します。
新潟県初のサイクルツーリズムの推進モデルルートである、雪国魚沼Golden Cycle Routeは全線が豪雪地帯対策特別措置法に基づく特別豪雪地帯に位置しております。このような積雪寒冷地では自動車交通による摩耗の影響以上に除雪作業やタイヤチェーン装着車の影響で道路の路面表示が消えやすく、自転車通行空間の位置を示す矢羽根型路面表示も、無雪地域と比べると早く消えるリスクが非常に高くなっています。
矢羽根型路面表示の様々な施工方法を試行し、除雪の影響による経年変化の把握・道路環境や除雪頻度を踏まえた施工方法について引き続き観察しつつ、自転車を活用したサイクルツーリズムの基盤となる通行空間整備手法について最適な施工方法の検討を進めていきます。



